以前のブログでも少し紹介させていただきましたが、2019年12月20日~2020年1月7日までアメリカで合宿を行いました!
今回の合宿地であったアメリカ・ニューメキシコ州のアルバカーキという街は、標高が約1,600mあり、「高地」と呼ばれる環境でした。
アルバカーキの街並みです。
奥に見える山はサンディア山脈。ロープウェーが整備され、観光地になっています。練習が休みの日に行ってきました!
さて、皆さんは高地トレーニングという言葉を耳にしたことはありますか?
ここで、簡単に高地トレーニングについて説明させていただきます。
高地トレーニングは標高が1,500m~3,000mの場所で行われ、アスリートの間では広く行われているトレーニング方法です。
空気が薄い高地でトレーニングを行うことで、心肺機能が高まり、持久力アップなどの効果が期待されます。
その理由は、人の体内が高地環境に適応し、赤血球やヘモグロビンと言った酸素を運んでくれる成分を増加させて、酸素を効率よく送り込めるようになるからだと言われています。
詳細は下記の参考文献をご覧ください。
【参考文献】川原貴,鈴木康弘(監訳)Randall L. Wilber(著),高地トレーニングと競技パフォーマンス,講談社サイエンティフィク,東京,2008
私の場合、高地に着いた直後は階段を上り下りするだけで息切れが…。
しかし、1週間、2週間と時間が経つにつれて、そういった息苦しさはなくなり、日本に居る時と変わらない生活が送れるようになりました。
トレーニングにおいても、まずは環境に適応するため、最初の1週間はあまり負荷のかかわらないトレーニングメニューに。
2週目から徐々にハードなトレーニングを組み込んでいきます。
今回の練習拠点となった、ニューメキシコ大学のプールです。
プールはほとんどの時間貸し切りで、とても良い環境でトレーニングができました!
次回も合宿に関してのブログを書かせていただきますので、引き続きよろしくお願いします!